広く浅く、時々深く

アラサー。エイトを中心にほぼ事務所担。ヲタ歴は13年くらい。女子ドルやお笑い、俳優も好き。

NEWS 『NEVE LAND』感想

お久しぶりの記事です。
今年も相変わらずグループ掛け持ちで色々とコンサートや舞台観劇をしているにも関わらず、個人的に色々あってゆっくり記事に書く時間が無く。。。

久々に書く記事は直近に参加したNEWSコン『NEVER LAND』についてです。
ここ数年は東京ドーム公演は2公演参加するんですが、今年はオーラスのチケットが本当に見つからずに泣く泣く6/10公演1公演のみの参加でした。
去年までは粘り強く探せば見つかったのに、今年は全然で。
これは次回ツアーまでに申し込む側の対策と、事務所側の対策でどうなるかだなぁ…なんて思っていまます。
さて、ここからようやくコンサートについて書いていこうと思うのですが、私は加藤担ですが『増田さんのデザインする衣装担』でもあるので、衣装(と少々演出)について書いていこうと思います。
アルバムは聞き込み、インタビューなども読んでいましたが、1回しか(しかもスタンド後方)参加出来ていない事とあくまでも一個人の意見…という事を念頭に置いてお読みください。
ちょっと微妙な事を書くかもしれませんが、それでも構わない方でお願いします。
 

セトリと自分の記憶が正しければ、最後のツアーT+パーカーのスタイリングを含めて
7パターン+ソロ曲衣装でした。
1つづつ書いていこうと思います。
 
 
 
①『NEVER LAND』~『アン・ドウ・トロワ』
黒のスパンコール生地に赤のパイピング。ゴールドのブレードや足付きボタン。
黒の細身パンツに全員乗馬ブーツ。手には旗、剣、杖、トローチを掲げてNEVER LANDという非日常へ誘ってくれるメンバー達。

ステージセットやOPで登場した汽車などスチームパンクを彷彿させる衣装で、
登場した瞬間「待ってました!!コレコレ!」と興奮して双眼鏡でガン見しました。
去年辺りからこのケープ袖のジャケットのデザインが気になっていて。
エレガントで素敵で、NEWSと同時期にツアーをしていたSexy ZoneコンサートのOPでマリウス君も着てたんですよね。
アルバムのビジュアルが解禁された時点で、絶対にこのテイストのジャケットは来ると予想していました。
ジャケットのベースが同じで、細かいディテールが各メンバーのイメージに合わせているのが良かったです。
袖の赤のブレードの模様?はコヤシゲ・テゴマスで同じになっていて、シンメ好きには嬉しかった~。
前後に大きくスリットが入っていて、メンバーが動く度見える裏地の赤が効いていて素敵。
黒×ゴールドでは無く、そこに赤を入れた事とボトムが迷彩柄だったのでちょっとアジアっぽい感じも入って、架空の世界感がありました。
個人的に今回のコンサート衣装の中で一番好きなので、着用曲が少なくてちょっと残念。
 
 
 
②『EMMA』~『4+FAN』
シングル『EMMA』のMVや音楽番組で着用していた衣装そのまま。
途中、『恋祭り』辺りで加藤さんはジャケット脱いでたかな??

シングルの曲を生で見る事はなかなか無いし、毎回MVとテレビだけの為だともったい無いと思ってたので、生で見れた事が嬉しかったです。
増田さんが素材などかなり細かい所まで拘っていたので見れた事は嬉しかったんですが、やはりこの衣装は映像や写真映えする衣装であって、コンサート用では無いんだなぁ、とも思いました。
アリーナ会場やドームでも近い席の方は見え方が違うかと思いますが。
『EMMA』のジャケットプレイをそのまま踊るにしても、他の衣装でも出来る事ですし。
それこそ、①の衣装のジャケットを肩にかけても良かったのかな。
『恋祭り』~の曲のイメージともちょっと違ったので。
あの衣装はやっぱり『EMMA』の為の衣装、という印象でした。
 
 
 
③『あやめ』
襟とカフスは白、身頃にはオーガンジー(?)にあやめの刺繍が入ったロング丈のシャツ。
裾を絞っているワイドパンツ。
 
加藤さんの世界観が、東京ドームというスノードームに閉じ込められているような演出と衣装でした。
曲の繊細さが表現されていて、息を飲んで見ていました。
舞台『中の人』で毎公演していたコンテンポラリーダンスがここで見れるとは!
リフター(?)を虹に見立てて駆け上がり、旗を振りかざす加藤さんの図はそのままガラスケースに閉じ込めたい!と思いました。
衣装もあやめが刺繍?プリント?されたロング丈のスキッパーシャツで、
今年のトレンドが入っていてとても好きなテイストでした。
透け感のある生地の使い方が女性服っぽいので、この感じは加藤さんだから合うのかも知れません。
 
 
 
④『Brightest』~『Touch』
迷彩柄(スパンコール有無)、カーキ、ゴールドのスタッズやチェーン。
襟ぐりや袖口のリブ(?)に白・赤・黄色のアクセントカラー。
 
プルオーバーのパーカーやトレーナーのようなトップスにボトムは巻きスカート風で、カジュアルな印象の衣装でした。
この衣装はWSでもあんまり流れて無いので、日々記憶が薄れていってしまってる…。
衣装のテイストと位置付け的には去年の蛍光イエローに近いのかな?
⑧の衣装で色々と気づいてからこの衣装についても思い返しながら考えました。
迷彩柄の衣装って、『LIVE!LIVE!LIVE!』以降では初ですよね?確か。
普通の迷彩柄の生地の部分とスパンコール生地の部分があって、ゴールドの装飾で…と言うと『LIVE!~』の衣装のイメージが強くて。
これも過去の衣装を新たに蘇らせていたように思います。
あと、ジャニーズの衣装でシャツカラーやスタンドカラー、普通の丸首Tシャツ以外で
襟周りが詰まった衣装って珍しいんじゃないかと思うんですよね。
私が感じた事なので詳しくは分かりませんが、首回りを開けてスッキリさせるか、
きっちり襟を止めてネクタイや蝶タイをした方が決まると思うんですが、あえてこの襟ぐりにした増田さんのセンス最高!
あと、『Brightest』では加藤さんが大きめのフードを被っていて、
顔が隠れ気味になっているのが素敵でずっと双眼鏡で見ていましたwフードの大きさも絶妙でさすがでした。
雑誌などでレポの写真が出てきたら加筆していこうと思います。
 
 
 
⑤『ニャン太』
白Tシャツに赤黒チェックのロングガウン、細身の黒パンツ。
 
ニャン太と一緒にいた何気ない日々を思いながらの曲だと思うので、かなりカジュアルな感じの衣装で。
小山さんは身長あるし細いから、ロング丈のジャケットが本当に似合う!
この後の増田さんのソロでも同じように思ったんですが、曲だけ(小山さんソロは+映像)でしっかりとニャン太への思いを伝えたかったから、衣装に意味を持たせなかったんだろうなぁと思いました。
映像のイラストや昔の写真も良かったなぁ。
こんなに小山さんに愛されたニャン太はすごく幸せだったんじゃないかと思いました。
 
 
 
⑥『恋を知らない君へ』~『ORIHIME』
『恋を~』ではTシャツにパンツでシンプル。
『恋のABO』からカラフルなファーや柄の生地が継ぎ接ぎされたボリュームのあるコートを羽織る。
 
『恋を~』ではそれぞれTシャツにパンツのシンプルな衣装で、曲の持つ透明感やピュアなイメージにぴったりでした。
コンサートの中盤でTシャツ→上にジャケットを追加する流れはあまり無いような気がして、個人的に新鮮に感じたり。
そして⑥の衣装も⑧の衣装の気付き後に色々と考えたんですが、あのファーのジャケット、素材などは変えているけど、過去の衣装の配色や柄をパッチワーク状に繋ぎ合わせてますよね?
ちょっと自信無いんですが。私の勘違いだったらスイマセン。
サブステからちょっと花道へ出た所でスタッフさんからこのジャケットを受け取ってたんですが、ちょうど花道を真横から見る席だったので、4人が重ならずに並んで受け取って着ているように見えて、その光景がイラストみたいですごく印象に残ってます。
モノクロっぽい世界観から一気にポップな色が入ってきて、色鮮やかになるような。
これも雑誌で写真が出てきたら、再度考えたいと思いますw
 
 
 
⑦『FOREVER MINE』
黒とショッキングピンクのブルゾン、白Tシャツ、黒のガウチョパンツ(サイドに白ライン入り)
 
ほぼこの後の⑧の衣装でした。特に何か変えたりは…してないですよね?ちょっと自信無いんですが。
この衣装に関してはこの後の⑧で書いていますのでここでは省略。
セトリを決めるのと衣装決めるのはどちらが先かわかりませんが、どの曲順になっても増田さんのソロ曲はシンプルに歌を聞かせる演出になっていたと思うんですよね。
どんな衣装で歌っても素敵だったと思いますが、この衣装で歌う事は必然だったんじゃないかなぁ。
何だかうまく言葉にできないんですが、セトリのこの部分に入るべくして入ったような印象を受けました。
ちょっと前から、好きな曲の時に本人が目の前にいるのに勿体ないけど、一瞬目を閉じて聴くのにハマってる…というか試してみているんですが、増田さんの生の歌声を目を閉じて耳だけで感じるのはヤバかったですw
ほんと一瞬だけ目を閉じるのでも、ゾワッと鳥肌が立ちました。
感覚が研ぎ澄まされて、曲や歌声の良さがダイレクトに感じられて良かったです。
 
 
 
⑧『Silent Love』~『さくらガール』
モノトーン+ショッキングピンク。太めのストライプ。
ロングシャツ、ロングベストでロング丈のトップス2人と、ガウチョと巻きスカートでボトムにポイントを持ってきている2人に分かれている。
 
この衣装で出てきた瞬間、すぐに思い出したのが『LIVE!LIVE!LIVE』で着ていた黒×ショッキングピンクの衣装でした。
同時にドリスヴァンノッテンというブランドの2017年秋冬コレクションも思い出しました。
突然少々マニアックな話になりますが、コレクションブランドの2017年秋冬コレクションが発表された時、絶対増田さんもこのコレクションからツアー衣装のインスピレーションを受けて考えると思っていたので、色々とチェックしていました。
ドリスヴァンノッテンの2017年秋冬コレクションは、過去のコレクションで使用した生地などを組み合わせ、新しく手を加える事で新しい作品に蘇らせるというものでした。
正直この段階まで、素晴らしい衣装だけど何か驚きや意外性を感じる部分が少なくて冷静に見ていたんですが、「もしかして、過去の衣装を新しく蘇らせるという考え方の部分で新しい衣装を提示してきている…?!」と気づいた時、コンサートの度に味わう「増田さんすごい!!!」という興奮でアドレナリンが出ましたw
ショッキングピンクとモノトーンで過去の衣装を彷彿させつつ、各メンバーに合わせた絶妙なロング丈のバランス。
ロング丈でも重くならないように加藤さんのベストは背中がレース、手越さんのロングシャツは透け感のある素材。
小山さんは巻きスカートにフリンジで動きを持たせ、増田さんはサイドの白いラインが太めでした。
あと、この曲は増田さんのソロ曲の後ですが増田さんの衣装替えは無かったと思います。(記憶が曖昧)
きっとこの衣装を先に考えてから自分のソロ曲をどうするのか考えたんじゃないかな~と思いました。
あ。あと、この衣装で何故小山さんのタンクトップとボトムのフリンジが赤だったのかが、気になって気になって…。
せっかくだからショッキングピンクで揃えて欲しかったし、もし赤を入れるなら小山さんだけじゃなくて他のメンバーにも赤を入れればバランス良かったのに~!と少し腑に落ちない部分もありました。
 
 
 
⑨『I'm comming』
黒タンクトップにクラッシュ加工した白ニット、ゴールドの細身パンツでパンクロックスタイル。
 
青春時代をV系バンドを聞いて過ごした私的には「これ好き!いいね!さすが手越さん!!!」と心の中で拍手して、
体はタテノリで軽く頭振ってました!
曲を聴いた時点で攻めた演出で来るんだろうな~と思っていたら、予想通り攻めた演出で、横目でも隣にいる手越担の母を見れなかったり…w
前髪ポンパにしてたり編み込みして、攻め攻めモードの手越さんにはもっとV系の恰好をして欲しいな。
手越さん自身もV系好きだし、曲調にもよるけどNEWS4人もビジュアル的に合うと思うんですよ。去年のハロウィン音楽祭よ再び…!!(切実)
 
 
 
⑩『BLACK FIRE』~『流れ星』
黒Tシャツやタンクトップに黒革のスタッズやラインストーン、チェーンがもりもりのベスト。
ゴールドの細身ボトムでロックスタイル。
 
手越さんは⑨の衣装の白ニットを脱いでベストを着る感じでしたね。
ベストはシルバーやクリスタルでのギラギラした装飾で、ボトムのゴールドの細身パンツとのバランスが良かった!
最初はゴールドかシルバーのどちらかに合わせた方が良いんじゃないか?って思ったんですが、ゴールドで合わせてたら少し重たく見えてたかもしれないなーと。
この衣装のタイミングではカッコよく決める曲の特効、エレクトリカルパレードのような外周トロッコでのポップな曲など、曲に合わせた演出が色々あったので衣装の色味は少なくて正解だったんだろうなぁ。
あと、今回は見事に担当カラーで分けた衣装が無かったのも良かったです。
ジャニーズに関わらずアイドルの担当カラーというものが当たり前になってきて、
どのグループ行っても必ず1着はそれぞれ担当カラーの入った衣装があるイメージなんですが、それが無かったのが良かったな~。
決して担当カラーの衣装が悪いことでは無いんですが、そこに捕らわれずにそのメンバー自身に似合う色や曲・演出のイメージに合わせて色を選んでいる増田さんが好きです。
 
 
 
⑪『U R not alone』
ツアーTシャツ、ツアーパーカー、ボトムに③の巻きスカートを巻いていた??
 
ここのボトムはWSでもよく取り上げられていたシーンなので何度も見たんですが、④の衣装のボトムと一緒かどうか記憶が曖昧です…。
このボトムも過去の衣装をリメイクしたようなデザインで、トップスがオフィシャルグッズだから、ボトムのデザインで各メンバーの違いが表れてて良かったです。
大体アンコールでツアーTシャツを着てメンバーが出てくる時はメンバーごとにアレンジされてたりしますが、あえてそれをせずにメンバーが着用する事で、購入したまま着ているファン側としては「お揃い♡」を感じられて嬉しかったな。
毎回、ツアーTをアレンジして着ているメンバーを見るたびに「そっちのサイズ感とデザインの方が欲しい!」とか、「ツアーの最初の方に参加して、オーラスも入れれば同じ様にアレンジ出来たのに…」と思う事が多かったので。
これも増田さんの考えなのかな?
自分達が着たいと思うデザインとサイズ感で販売してくれるのが一番!
意外と女性は大きめTシャツでも問題ないと思ってるから、メンズのMサイズ位で良いと思います。J事務所のグッズ制作の方~!
あと、仕事上気になって確認してしまうんですが、今回のグッズのTシャツとパーカーの素材選択が良くて。
同じ綿100%でも生地が固かったり、伸縮が少なくて着用しにくかったりする事もあるので。
 
 
 
長々とここまで書きましたが、読んでくださった人はどれだけいるのか…。
今回の衣装は、パッと見ただけでは分からない細かい増田さんのこだわりが感じられるものだったと思います。
なので、ドームで遠目からしか見れなかったのは本当に悔しい。
全タイプの衣装写真が載った雑誌が早く発売して欲しいです。
増田さんの拘りを事細かに見たい!

毎度の事ですが、あくまでも一個人が思ったり感じたり考えた事なので。
「私はこう思いました!」とかのコメントは嬉しいので是非!
失礼しました!