ズルい男・渋谷すばる
渋谷すばるの脱退が発表されて約一か月が経とうとします。
この一か月、書いてはまとまらなくて進まなかったブログを勢いで更新しようと思います。
この一か月、あの衝撃的な発表があって一週間はテレビのワイドショーや新聞、雑誌で取り上げられて目にするたび『夢じゃなかった…』と思っていましたが、
そのあとはあまりにも通常運転で、一周回って『本当は夢だったんじゃなか?』『長期スパンのドッキリなんじゃないか?』と思っている自分がいます。
スバラジでも変わらず緩いトークをしてるし、ペコジャニでは亮ちゃんの隣で「うまそ~!」って顔してるし、関ジャムではひな壇2列目でゲストの話を興味深々に聞きつつ、セッションでは惚れ惚れするボーカルを披露している。
ツアーの申し込みも無事に完了してあとはドキドキしながら当落を待つだけ…というタイミングで、新しいアーティスト写真ではパパ達と赤ちゃんの集合写真が披露されて…。
うん。ほら、例年通りのツアーに向けての流れじゃないですか。
アルバム発売する週のMステ出るかな~、願わくばスカパラさんとコラボしてる姿が音楽番組で見れたらいいな~とか期待しちゃったり。
でももう、後2か月しか7人の関ジャニは見れない。
4月末にあったジャニ勉の収録が無くなり、番組から6月末分までは収録済と言われているから、実質4月上旬の収録が7人最後の収録だったのかな。
その他レギュラー番組はまだ収録があるけど、ファンが観覧出来る訳じゃない。
卒業ライブがあるわけじゃないので、もし生で見れるとしたら7月頭にある音楽特番の観覧に当たれば。
そもそも7人で出るのかも分からないし。
あー、直視したくなくて無意識のうちに蓋をしてた所を自分でほじくり返してキツイなぁ。
本人たちからの発表の前に週刊誌で騒がれた時、本当に嘘だと思ってました。
だって、あれだけ全力でバラエティのノリを積極的にやるすばるくんが『コメディ路線についていけなくなった』的な事を書かれてるんだもん。
嫌な予感はしつつも、さして重く考えずに過ごしてたら、日曜の朝に怖いお知らせメールが来て。
あれだけ長くて不安な1時間は無かったんじゃないかと思います。
そして11時になり、なかなかアクセスできなくて10分位経った頃、スマホの画面に映った文面を見て頭が真っ白になりました。
各メンバーのコメントを読んでいこうとするけど、全然文章の内容が理解できなくて、一番最後に見た『横山裕(侯隆)』の文字を見て涙が止まらなくなって。
すぐに泣きながらeighterの友達に電話して泣いて、家族に話して泣いて、傷口に塩を塗り込むようにDVD見て泣いて。
翌日はなんとか会社行ったけど、翌々日に体調崩して半休してしまったり、社会人としてギリギリな生活を過ごしました。
そこからここ一か月間色んなeighterと話して、ずーっとすばるくんの事を考えて、考えて、考えまくった結果、『渋谷すばるはずるいなぁ』って。
メンバーもファンもみんなすばるくんの歌が好きだし、人一倍拘りを持ってやっていた事もわかってて。
その状況で、会見の時にピンと背筋を伸ばして、まっすぐ前を見て自分の考えを口にするすばるくんはとても凛としていて、カッコよくて、綺麗でめちゃくちゃ眩しかった。
人生のほとんどを一緒に過ごしてきたメンバーと別の道へ進むという相当な覚悟を決めた事、それだけすばるくんの中で音楽の存在が大きい事、その自分の気持ちに嘘をつけなかった不器用さ(あえてこう言いたい)を全部ひっくるめて、改めて渋谷すばるが大好き。
会見でメンバー一人ひとりのコメントを聞いている姿は涙を流すでも無く、神妙な面持ちになるでも無く、その場のすべての感情を真正面から受け止めてて、ファンにとっては悲しいお知らせだし辛い状況なのに、何でここまでかっこいい人間なんだろうって見ていました。
そして、今後どうなるかは分からないけど、すばるくんならやってくれる、となんか信じてしまう力がある。
何をやってくれるのかって具体的には分からないけど、少なくとも『渋谷すばるの歌』はこの先の未来でも聞けるんだろうなって。
後は、脱退する理由をしっかり本人の言葉で聞けた事、その事へのメンバーのコメントも本人達から聞けた事、そしてその理由が『それが理由なら』と思える内容だったのは救いだったのかな…と思いました。
ただ、6人になった関ジャニがどうなっていくのかは、全く想像がつかない。
何せグループのメインボーカルが抜けるとなると、すばるくんの声があまりにも特徴的過ぎて、曲のイメージがガラッと変わる。
実は会見の一週間後にKAT-TUNのライブに行って、もちろん昔の曲は歌割が変わってて、新しくかっこいい曲として完成されてたんですが、あまりにも発表された当時に聞きこんでいた曲は元の歌割との違和感を微妙に感じてしまいました。
別に新しい歌割を否定したり、懐古厨な訳では無いけれど、染み付いたものはなかなか抜けなくて。
その事を思うと、今年のツアーは違和感だらけになるのかも知れない。
今、メンバーはその違和感を感じない様にリハーサルなどを重ねているかと思うと、何はともあれ、eighterは6人が見せてくれる『新生 関ジャニ∞』を受け止めるしか無いんですよね。
新しい道を進むすばるくんも、6人のメンバーも、eigtherも、それぞれ覚悟を持って7月15日を迎えなければならないのか…。
なんか、この文章を書きながら泣いたり、手が止まって考えて書き直したりしてて、一か月経って少しは落ち着いたと思ったのにまだ全然整理ついてないですね、自分。
多分完全に整理される事は無く、徐々に受け止めて慣れていくしかないんだよなぁ。
とてつもなく大きいものを残しやがって~!渋谷すばるめ!やっぱりズルい男だ!
こうなったら世の中の人が「え!あの人元ジャニーズなの?!」って思うようなアーティストになって、関ジャニとしてデビューした14年以上のキャリアを積んでから、またどこかで7人が笑いあってしゃべってる姿とか、生き生きとした表情でセッションする姿が見たいなぁ。
いい感じに歳を重ねたおっさん達が楽しそうにしてる姿をミセテクレーーー!!
それまでは一旦バイバイ。
また会う日まで!!!!!!!